「新装版」最大の素数 旧版との違い 

こんにちは。
虹色社スタッフコラムということで、比較的自由にいろいろ書いていきたいと思っています。

今回は『「新装版」最大の素数』は旧版とどのように違うのか、ご紹介できればと思います。

『最大の素数』といえば、虹色社としてはこれまでで最大のヒット本であり、珍書奇書と言われております。
2018年に出版した『2017年最大の素数』は、ネットニュースにも取り上げられ、いわゆる「バズ」った本です。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/amazing-book_jp_5c5d5af8e4b0974f75b1c6ea(ハフポスト記事。この記事が火付け役に)

まぁどういう本かと言いますと、本文の画像を見せたほうが早いですね。
これです。

人類が発見した当時最大の素数を一冊にしています。
手に取った人は驚くか、ニヤリと笑うか、大別してその二つの反応をいただきます。
書籍説明に「本書を意義あるものと思うのか、全ては読者に委ねます。ノートとして、日記帳としての使用も出来るように調整しました」と書いていますが、本当によくもまぁこんなふざけた本が世の中に流通したな、と手前味噌? ながら思います。

そんな『最大の素数』シリーズですが、2017年版と2018年版を出した後、4年以上も新刊を出版していません。
これは別に虹色社の制作意欲が衰えたとか、編集に時間がかかっているとかではなく、
単に最大の素数が更新されないからなんです。
まぁ2017年2018年と連続して発見されたのがわりと珍しいというか、奇跡的なことだと思うので気長に待ちます。(他人任せ)

ただ、2021年に二冊とも「新装版」を出版しました。

「新しい最大の素数が出せないからって、新装版でもうひと稼ぎしようって魂胆なんじゃないの?」

という疑惑を持たれることを恐れましたが、まったくの杞憂だったようで、無風のまま新装版出版&旧版の絶版に至ります。
まぁ『最大の素数』がバズったのはほんの数週間から1カ月間だったので、世間からは忘れられてもおかしくないわけです。

新装版を出すことになったのはいくつか理由があったのですが、最も大きいのは「本がデカい!」ということでした。
目玉が飛び出るくらい原価が高くつくので、「これはこのままだと厳しいぞ」と遅ればせながら気付き、サイズ変更を決断しました。
主な変更点は以下の通りです。

・A4変形サイズ→A5サイズへ!(コンパクトになったので評判良い? ただしページ数は変わらないため数字も少し小さくなりました)
・黄ばみ等が発生しにくい高級用紙に変更!(めくりやすくなった&破れにくくなった)
・ビニールカバー付きで、より長期的な保存可能!(本棚に置いておくことが多い本だと思うのでこれも長所か)
・価格が2倍くらいにアップ!(紙代高騰&大量生産が不可能なので…ごめんなさい…)

本としてはアップグレードに努めていますので、ご興味がある方はぜひ新装版をお手に取ってみてください。
なかなか割れない数が載っているので、結婚式の引き出物をはじめ縁起物としても使えるとか使えないとか…!

(以下送料無料)
Amazon:https://onl.sc/FG92BCq(新装版 2018年最大の素数)
      https://onl.sc/RkTJ8p6(新装版 2017年最大の素数)
虹色社通販サイト:https://nanairosha.square.site/product/-2018-/7?cs=true&cst=custom
                           (新装版 2018年最大の素数)
         https://nanairosha.square.site/product/-2017-/8?cs=true&cst=custom
                           (新装版 2017年最大の素数)